間違った節約
世の中には、わけのわからん節約に命を燃やす残念な人がたくさんいる。
車を買ったけど、維持のためにバイトに追われて結局車に乗れてない大学生
1〜2円安いぐらいのガソスタまでものすごい距離走る人
エアコンのドレン水を生活に使おうとする人(園芸ぐらいならいいけどさ
家中の電気を消して回らないと気が済まない人
あまりにも必死な人を見ていると、一種の精神病なんじゃないかと思ってしまうほど。
まず、その手の人たちは数字を計算できない。
大手企業の洗剤に書いてある「水道代がお得に!」を買うけど、その横のプライベートブランドのもっと安い洗剤が視界に入ってない。
ふろ水を翌日も使えるようにする(らしい)塩素のようなものを入れて節水した気になってるけど、節水できてる水道代よりもその塩素のほうが高い。
下手すると、トータルは損になっていたり、節約できていたとしても、全く労力に見合っていない。
そういう間違ったことに本気を出して、挙句それを周りの人に強要(主に家族)するようになったらもう目も当てられない。精神が蝕まれている。
そしてその手の人は、なぜか平気でコンビニのATMでお金を降ろしたり、格安SIMを知らなかったり、まともに使いもしない車に何円も払ってたり、しょうもない節約に命を燃やして、本当に効果的な節約を知ろうとしない、知っていても、どこか敬遠する。
一歩止まって理性的に考える、外側から自分の置かれた状況を見るというのは結構難しいことです。